大阪で活動している認定ドッグビヘイビアリストです。
南イリノイ大学で犬猫の基礎栄養学~臨床栄養学を学び、総合栄養食の手作り食レシピ作成も行っています。
目次
症例プロフィール
・トイプードル
・2歳
・雌(避妊済)
・同居犬に対する突発的な攻撃性
・食糞
経緯
同じ性別・お年頃のトイプードル2匹と暮らしています。
基本的に2匹は仲良く、遊びも寝るのも一緒なのですが、生後8ヶ月を過ぎたあとりから、急にパール(愛犬①)の態度が豹変し、よだれを垂らし、うなり声をあげ、キャンディ(愛犬②)に噛み付かんばかりになることが、日に何度もあります。
人間が間に入るとキャンディもしくは人間に噛み付くこともあり、人間が間に入らなければ数分で落ち着き元に戻ります。(その間キャンディは固まった状態でかなり緊張しているように見えます。)
パピートレーニングを受けていたドッグトレーナーの方にも相談していましたが、結局改善はみられず今に至ります。
ご感想
パールとキャンディは、別のドックトレーナーの方に定期的にお世話になっていました。
一般的なしつけは概ね問題なく身に着けることが出来ましたが、パールのキャンディに対する攻撃性について、
そのドックトレーナーの方もお手上げ状態でした。
なぜ、そのような行動を起こすのか、起こった際にどう対処すればよいのか・・・
時に怒ったり、時になだめたり・・・それで改善されるわけはなく、病気や先天性の障害を疑うほどでした。
そんな時にたまたまネットで先生のHPに行き着き、コンタクトを取らせていただいた次第です。
まず、最初の詳細なヒアリングに驚きました。
そして、いかに飼い主である自分たちが、パールのことを全然わかっていないことに気が付かされました。
なぜ、そういった行動を起こすのか、それを起こさないためにはどうしたらよいのか、わかりやすく説明いただきました。
私たちの生活環境に合わせた日々のトレーニング方法も詳細にアドバイスくださり、無理なく進めることが出来ました。
悩んでいた問題行動だけでなく、楽しく学んでいく知育玩具のことや、お散歩そして食事の大切さも教えていただき、パールとキャンディはもちろんのこと、飼い主である私たちのQOLも確実に上がりました!
無事卒業となりましたので、先生から教えていただいたことを決して無駄にせず、私たち家族全員が心も体も健康で楽しく暮らしていけるよう頑張っていきたいと思います。