大阪で活動している認定ドッグビヘイビアリストです。
南イリノイ大学で犬猫の基礎栄養学~臨床栄養学を学び、総合栄養食の手作り食レシピ作成も行っています。
目次
症例プロフィール
・ポメラニアン
・5歳
・雌(避妊済)
・留守番時の不安行動(主に吠え、排泄の失敗)
経緯
保護施設より元繁殖犬といった経緯の犬と暮らすことになりました。
当初は、特に問題がなかったものの、徐々に人が見えなくなると不安行動が出るようになりました。
1日のうち平均5~7時間お留守番の時間があるのですが、ほとんどの時間を吠えて過ごし、便を踏み荒らしていることもあります。
色々、サプリやトレーニングなど色々と試してみましたが、何も効果がありませんでした。
ご感想
数年前にも繁殖犬を引き取り3匹飼育していたので慣れているのもあり、今回も繁殖引退犬を引き取り飼い始めました。
仕事から私が家に帰ってくる時間になって吠えているかと思っていたのですが、近所の方に鳴き声がずっと聞こえると言われ心配になりカメラを設置した所、ほぼ一日中鳴いていて愕然としました。
それから調べ、分離不安という症状と知り対策を色々試してみましたが全く効果なし。
自分だけでは限界と感じしつけ教室を探しているときにホームページを見つけお願いすることにしました。
今までさほど問題なく飼育してたので今回も大丈夫だろうと思っていたのですが、いざ飼いはじめると留守番ができない、他の犬に吠えると問題だらけで驚きました。
カメラを見るたび吠えている姿を見て何度もイライラし、ノイローゼになりそうなほど悩みました。
先生からカウンセリングの時に絶対留守番できるようになると言われ希望が持てました。
生活環境の見直しや後追いの改善。
待ての練習、知育玩具の使い方などいろいろ教えていただきました。
犬の為にしていたことが逆にストレスになっていた事があったりと反省。
分離不安の改善は時間がかかるのはわかっていました。途中何度かくじけそうになりましたが、最後まで信じてトレーニングして良かったです。
知らない事、わからない事の連続で本当に先生に来ていただいて感謝しかありません。
今ではほとんど吠えることなく留守番してくれています。留守番をストレスなく過ごしてくれている姿を見て安心しました。
本当にありがとうございました。
また何かあればよろしくお願いいたします。
引き続きトレーニング頑張ります。