大阪で活動している認定ドッグビヘイビアリストです。
南イリノイ大学で犬猫の基礎栄養学~臨床栄養学を学び、総合栄養食の手作り食レシピ作成も行っています。
総合栄養食の基準を満たしたレシピに切り替えてからの、変化/ご感想をご紹介します。
※当サービスは獣医師でないことから、医療行為は行いません。愛犬の健康問題がある場合は、動物病院で受診のうえご相談ください。
目次
プロフィール
犬種:柴犬
年齢:4歳
性別:雌
手作り食にしようとした経緯
・食いつきが悪い
・病気がちで治療法がない
これまでは、ずっとドライフードを与えていました。
食べることに興味が無く、1日全く食べない時もありました。
それぐらい食べる事に全く興味がありませんでした。
2歳半頃に、とつぜん膀胱炎になり、また血液検査をすると腎臓の数値が上がってしまいました。
なぜこのような結果になったのか原因不明でしたが、かかりつけの獣医師のお勧めでドックフードを腎臓病の療養食に変えました。
すると、食物アレルギーがおこり、同時に、アトピー性皮膚炎が発症してしまいました。
皮膚は赤く腫れて、ひどい下痢状態に…。
すぐにかゆみ止めの飲み薬を処方してもらったのですが、アトピー性皮膚炎は、年々酷くなっていました。
改善方法を獣医さんにお伺いすると、一生お薬を飲み続けなくてはいけないと聞き、困り果てました。
そこで、おもいきって手作り食に切り替えてみようと思い、ご依頼をしました。
ご飯を変えてからの変化
1番の大きな変化は、ご飯を喜んで食べてくれるようになったことです!
手作り食に変えるまでは、小さく細かったのですが、今では、どっしり、しっかりしてきました。
痒みに関しては、お薬を飲まなくても問題なく過ごせるようになりました。
手作り食に変えるまでは、病気がちで動物病院に連れて行く必要が多かったものの、愛犬は噛み癖があるため、病院へ連れて行くだけでも大変でした。
手作り食に変えてから1年ほど経過しましたが、あれだけ病気がちだった子が、いまのところ病気になっていません。
手作り食を作る際に、難しかったこと
食物アレルギーが、かなり多いため、食材探しが大変です。
それと、作り置きするので冷凍庫がいっぱいになることも大変です。
レシピの栄養分析をみて参考になったこと
今までは、犬のご飯はカロリーぐらいしか気にとめてなかったのですが、沢山の栄養が細かく必要だとわかり、勉強になりました。
レシピの栄養分析で数値化して見れることから、レシピの栄養素がどのような状況かわかるようになり、何が必要かわかるようになったので、今後の方針が立ちやすいです。