大阪で活動している認定ドッグビヘイビアリストです。
南イリノイ大学で犬猫の基礎栄養学~臨床栄養学を学び、総合栄養食の手作り食レシピ作成も行っています。
目次
プロフィール
・ワイマラナー
・13歳
・雌
愛犬に手作り食を提供しようと思ったきっかけ
1歳前まではドライフードを食べていましたが、口周りにブツブツができて脱毛したり、鼻の色が抜けてしまいました。
動物病院で受診したところ「アレルギーはなさそうだが、フードに含まれているいろいろな添加物が原因で抗酸化力が低下しているのだろう」と言われました。
そして、手作り食をすすめられそれ以来ずっと手作り食を続けています。
手作り食に変えてからの愛犬の変化
手作り食にしてから、まもなく口周りのブツブツも治り、抜けてしまった鼻の色も徐々に元に戻りました。
それ以来、13歳の今まで皮膚のトラブルは一度もなく、ドライフードを食べていた時より、毛艶もよくなりました。
手作り食を作る際に、難しかったこと
手作り食を勧められた獣医さんからは、「特別じゃなく人のごはんの残りをあげる感覚でいいよ」と言われて始めました。
なので特別難しいもの思わず、自分で調べたり、受診した際に先生にアドバイスもらったりしながら自己流で続けてきました。
それで特に大きな問題もなく今まで過ごしてこれたと思ってたのですが、分離不安のトレーニングを始めて、食事が行動に大きな影響を与えていることを知り、食事の分析をしてもらったら、足りない栄養素がたくさんあることを知ったので、今、手作り食の難しさを実感しています。
【補足】
こちらの可愛いワイマラナーちゃんは、以前から慢性の下痢(ときに水便)症状がありました。
※動物病院で診察済み。
栄養状態は行動に影響を及ぼしますが、体調不良も行動に影響を及ぼします。
愛犬の下痢が続いた場合は、自己流でフードの調整をするのではなく、まずは動物病院で診察したうえで今後の方針を決めて行くことをお勧めします。
レシピの栄養分析をみて参考になったこと
自己流で、いいのか悪いのかわからない手作り食だったので、分析をしてもらって足りないところがわかり、本当によかったです。
まず、足らない栄養素の補給をして、下痢しやすいのとシニアということを考慮したレシピを考えていきたいと思います。